誤配された宅配便を開封してしまったとき
1.誤配が発生したときに行うこと
1)今回発生した誤配
今回の誤配は、送り主による宛先住所の記載ミスが原因である。宛先として私の住所が記載されていたが、宛名は別の人物のものであった。そのため、本来であれば配送業者が気づき、持ち帰ることで誤配は防げたと考えられる。しかし、住所のみを基に配達が行われた結果、誤配が発生したのである。

このとき、私が開封前に誤配に気づいていれば、開封することはなかった。しかし、同じ時刻に注文した商品が届く予定だったため、疑うことなく自分の荷物だと勘違いし、開封してしまったのである。間違いに気づいたのは、荷物の中身を確認した後だった。

2)今回のような誤配の場合はどうすれば良いのだろうか
今回、誤配したのはヤマト運輸であったので、そのとき行った対応方法を説明する。
①ヤマト運輸における誤配の対応方法
- ヤマト運輸への連絡
誤配に気づいた場合、速やかにヤマト運輸へ連絡する必要がある。公式サイトやサービスセンターを通じて対応を依頼できる。 - 「お届け先の異なる荷物等の回収依頼」フォームの利用
ヤマト運輸のよくあるご質問(FAQ)ページには、誤配された荷物の回収依頼を行うための専用フォームが用意されている。
※手続きには送り状番号が必要であるため、伝票を確認しておくとよい。
電話で問い合わせるよりも、よくあるご質問(FAQ)ページの専用フォームを利用する方がスムーズに依頼できる。 - 開封してしまった場合の対応
誤配された荷物を開封してしまった場合でも、ヤマト運輸は回収対応を行う。開封の有無にかかわらず、セールスドライバーが回収に来てくれるため、速やかに連絡することが重要である。 - 回収の受付時間
回収依頼の受付時間は8:00~21:00である。この時間内であれば、セールスドライバーが回収に伺う対応を取ってくれる。
②回収依頼はヤマト運輸のよくあるご質問(FAQ)からチャットで行うのが簡単である
よくある質問(FAQ)から誤配と検索すると下図のように、5項目が選択される。
今回のように住所が正しく宛名が異なる場合は2項目の「前の住人など、他人の荷物(郵便物)が配達された場合、どうしたらいいですか?」を選ぶ。↓

伝票番号を用意して「お届け先の異なる荷物等の回収依頼」をクリックする。↓

チャット画面に遷移するので、箱に貼られている伝票番号を用意して「回収手続きに進む」をクリックする。↓

問い合わせ内容の選択画面になるので「お荷物(ポスト投函含む)の回収」をクリックする。↓

荷物の状況確認の画面になるので「住所はあっているが違う人の荷物がある」をクリックする。↓

「送り状番号」を入力して「送信」をクリックする。↓

氏名、電話番号、住所を入力して、「回収日時の確認へ」をクリックする。↓

希望の「回収日時」をクリックし、回収先、回収予定に修正がなければ「確定」をクリックする。↓

以上で回収依頼が完了しました。「会話を終了する」をクリックする。↓

予定日時に回収に来たドライバーに荷物を渡せば完了です。↓

③電話で回収依頼をするときは次のような注意点があるので②のチャットの方が良い
- 営業所には問い合わせ用の電話がない
ヤマト運輸の営業所には、直接問い合わせができる電話が設置されていない。そのため、サービスセンターまたはセールスドライバーへ連絡する必要がある。 - 携帯電話・スマートフォンからの通話は有料
携帯電話やスマートフォンからの問い合わせは、ナビダイヤル(0570-200-000)を利用することになるため通話料が発生する。受付時間は8:00~21:00(年中無休)である。 - 固定電話からの問い合わせは無料
固定電話からはフリーダイヤル(0120-01-9625)を利用でき、通話料は無料である。受付時間は携帯電話と同じく8:00~21:00(年中無休)である。 - 050IP電話からの問い合わせ
050IP電話を利用する場合は、050-3786-3333へ連絡することで問い合わせが可能である。 - 固定回線への問い合わせ
固定回線への問い合わせを希望する場合は、地域ごとに異なる専用の電話番号が用意されている。詳細は、ヤマト運輸のFAQページを確認するとよい。 - 電話がつながりにくい場合がある
地域や時間帯によっては、電話が混雑し、つながりにくいことがある。そのため、問い合わせの際は時間に余裕を持つことが望ましい。 - 掛け間違いに注意
問い合わせの際は、電話番号をよく確認し、誤って別の番号にかけないよう注意する必要がある。
まとめ
- 誤配に気づいた場合、速やかに運送会社に連絡する。
- 誤配された荷物を開封してしまった場合でも、ヤマト運輸は回収対応を行ってくれる。
- 回収依頼はヤマト運輸の場合、チャットで行うのが簡単である
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